今回は2冊です。

諜報機関に騙されるな! (ちくま新書)
諜報機関に騙されるな! (ちくま新書)
筑摩書房 2007-01-10
売り上げランキング : 369064

おすすめ平均 star
star新書サイズに手堅
star個人的な恨みによって書かれた本
star資料的価値はあるが

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心理諜報戦 (ちくま新書)
心理諜報戦 (ちくま新書)
筑摩書房 2008-02
売り上げランキング : 362229

おすすめ平均 star
star素人では太刀打ちできないか
star新書として成立
starこの本自体が欺瞞情報に満ちている

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まずは両書籍の目次から。

  1. 諜報機関に騙されるな!の目次
  2. 第1章 イラク―露呈したインテリジェンスの罠(プレゼンテーション
  3. 「情報の失敗」の理由 ほか)
  4. 第2章 アルカイダ―"対テロ戦争"の実態(アルカイダ工作員
  5. テロ・ネットワーク ほか)
  6. 第3章 中国・ロシア―スパイ技術の精髄(核技術スパイ疑惑
  7. 中国諜報機関の特徴 ほか)
  8. 第4章 朝鮮半島―"極東の火薬庫"で繰り広げられる情報戦(北朝鮮の諜報組織
  9. 拉致問題 ほか)
  10. 第5章 監察―諜報機関の暴走を抑えられるのか?(諜報と法執行の融合
  11. テクノロジーの暴走 ほか)

続いて、心理諜報戦の目次。

  1. 第1章 心理工作と欺瞞工作
  2. 第2章 認知操作
  3. 第3章 中国・朝鮮半島
  4. 第4章 ロシア
  5. 第5章 謀略と謀略論
  6. 第6章 対抗手段

多くの文献や記事を引用しながら、世界の諜報活動の事例を紹介しつつ、著者の分析を加えていておもしろいです。

北朝鮮、アルカイダなどの各論に入る前の「諜報機関に騙されるな!」冒頭で引用している元CIA分析官マイケル・ショワーの言葉が特におもしろいです。

その気になれば、「英国女王が実は男で30年にわたって女装している」ことを『情報』を集めて『証明』することができる。世界には情報が溢れているので、証明したい命題に適合するような『情報』を収集するのはさほど困難ではない

ショワーはこのようにも言っています。

しかしながら、情報官にとっての試金石は、情報を蓄積する能力というよりは、様々な情報の断片を前に判断することである。単に仮説に適合するからという理由で情報の断片を選び出し、分析に利用することではない。情報の断片は信頼できるソースから提供されているからこそ採用されるのである

情報も集めたものに対して、取捨選択の判断をし、その上で分析することで初めて意味がでてきます。

つまり、集めた情報を分析して、対象となる命題に適宜活用する一連の流れまでを含めて「仕事」といえます。

webの世界での典型的な例が、Google Analyticsでしょう。

ウェブサイト制作時に、Google Analyticsのコードを「とりあえず挿入」するだけにとどめていませんか?

本来必要なのはそこから先です。

Google Analyticsの分析については、良書も多く出ています。

下記のような関連書籍の一読をオススメします。

Google Analytics 完全解説
Google Analytics 完全解説日経BPコンサルティング Webコンサルティング部

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