今回は2冊です。
| 諜報機関に騙されるな! (ちくま新書) | |
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| 心理諜報戦 (ちくま新書) | |
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まずは両書籍の目次から。
- 諜報機関に騙されるな!の目次
- 第1章 イラク―露呈したインテリジェンスの罠(プレゼンテーション
- 「情報の失敗」の理由 ほか)
- 第2章 アルカイダ―"対テロ戦争"の実態(アルカイダ工作員
- テロ・ネットワーク ほか)
- 第3章 中国・ロシア―スパイ技術の精髄(核技術スパイ疑惑
- 中国諜報機関の特徴 ほか)
- 第4章 朝鮮半島―"極東の火薬庫"で繰り広げられる情報戦(北朝鮮の諜報組織
- 拉致問題 ほか)
- 第5章 監察―諜報機関の暴走を抑えられるのか?(諜報と法執行の融合
- テクノロジーの暴走 ほか)
続いて、心理諜報戦の目次。
- 第1章 心理工作と欺瞞工作
- 第2章 認知操作
- 第3章 中国・朝鮮半島
- 第4章 ロシア
- 第5章 謀略と謀略論
- 第6章 対抗手段
多くの文献や記事を引用しながら、世界の諜報活動の事例を紹介しつつ、著者の分析を加えていておもしろいです。
北朝鮮、アルカイダなどの各論に入る前の「諜報機関に騙されるな!」冒頭で引用している元CIA分析官マイケル・ショワーの言葉が特におもしろいです。
その気になれば、「英国女王が実は男で30年にわたって女装している」ことを『情報』を集めて『証明』することができる。世界には情報が溢れているので、証明したい命題に適合するような『情報』を収集するのはさほど困難ではない
ショワーはこのようにも言っています。
しかしながら、情報官にとっての試金石は、情報を蓄積する能力というよりは、様々な情報の断片を前に判断することである。単に仮説に適合するからという理由で情報の断片を選び出し、分析に利用することではない。情報の断片は信頼できるソースから提供されているからこそ採用されるのである
情報も集めたものに対して、取捨選択の判断をし、その上で分析することで初めて意味がでてきます。
つまり、集めた情報を分析して、対象となる命題に適宜活用する一連の流れまでを含めて「仕事」といえます。
webの世界での典型的な例が、Google Analyticsでしょう。
ウェブサイト制作時に、Google Analyticsのコードを「とりあえず挿入」するだけにとどめていませんか?
本来必要なのはそこから先です。
Google Analyticsの分析については、良書も多く出ています。
下記のような関連書籍の一読をオススメします。
| Google Analytics 完全解説 | |
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