Twitter研究会(2009/12/05)レポート

先週の土曜日に慶応大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)で開催された「Twitter研究会」に参加してきました。

Twitter研究会については、Twitter研究会公式サイトで。

以下、レポート。※当日、登壇の順番が若干変わってましたが、ここでは予定リストの順番で並べています。

ソーシャルメディアから見たTwitter(横田真俊)

えっと、ふつうに遅刻でした。

なので、スライドのみ後日参照。

twitterを概観できてわかりやすい資料でした。

海外でのTwitter利用事例(山﨑富美@fumi/旅人、リサーチャー・コンサルタント・ブロガー)

海外でのtwitter活用事例の紹介。

興味深かったのが、アメリカの議会での利用。

上院議員32人、下院議員108人がtwitterを利用しているようです。

民主党に対抗してかどうかは不明ですが、自民党の動きも時代についてはきているようですね。

あと、アメリカの公官庁がtwitterを積極的に利用しているのは、ツイッテーマのカテゴリ「官公庁・市町村」を見てもらえばわかるのですが、アメリカの公官庁がtwitterを取り組みに入れれている要因として、「しっかりと予算として、twitterを計上したから」らしいです。

こうしたことも、行政のトップであるオバマ大統領の方針があるからこそで、日本でのtwitterも、まずは政府の広報予算として盛り込まれるかどうかで決まってくるのでしょう。

あと、RTにすることの信頼性ですが、報道機関ではあえてRT元を隠す傾向にあるようです。

「外出なう」「どこそこなう」のようなことでも、自宅に不在と言うことがわかり、空き巣に入られるというケースもあるみたいですね。

twitterとbot~第2回チームラボアルゴリズムコンテストにて(高須 正和@tks/チームラボ株式会社)

今回のセッションで2番目におもしろかったです。

botを人間(有名人)と比較するという視点がすばらしいです。

その指標としても、favられる率、つまり野球でいうところの打率に相当。

botの動作タイプは2種類。

  • 一方的にツイート
  • 人間のツイートに対して、拾ってきてreplyする

botにするネタは3種類。

  • 更新タイプ:ニュースなど
  • DBタイプ:名言など
  • 収集タイプ:ユーザーのツイートを拾う

botの課題として、「今後、twitterにITリテラシーの低いユーザーが入ってきた際に、人間とbotの区別をつけれないかもしれない。そこでデマ情報を信じるユーザーがあるかも」という質問がありましたが、これについては、ブロック、リムーブという手段が提供されているので、問題ないように思います。

Twitterからホットなキーワードを抽出する方法(くぼみつまさ@beatinaniwa/自然言語処理系大学院生)

いかにして、バイアスの掛からないように抽出するか。

本当に流行っているキーワードなのか、ただの頻度の高いキーワードなのかの見分け方。

#sfcnote 大学の授業中でのツイッター利用~開かれた授業、開かれた対話の可能性とリスク~(林健太@gab_ken/慶應大学SFC)

SFCノートについて。

なかなか広まらないのが課題。

個人的に、大学時代に、聴覚に障害のある学生さん向けに講義のノートテイカーのバイトをしていたので、twitterのそうした利用は十分活用事例になるのではないかと思いました。

宣伝PR ツールとして利用法@『早稲田祭2009』(@yulii (ゆーり)/学生)

mixiなども絡めたバイラルマーケティングの事例。

早稲田祭の本体サイトとは別に行ったらしい。

SEOがどうとか言ってましたが、所詮(失敬)学生さんのネタなので、特になし。

というより、「早稲田祭」というKWで、SEOできないほうがおかしいし、そもそもテーマであるtwitterがnofollowであったりするので...。

午後の1つ目とこの2つ目は正直眠かった。

あなたの知らない携帯twitterの世界お見せします(藤川真一(えふしん)/モバツイッター管理人)

モバツイの藤川さん。

モバツイの利用者データから、現在のtwitterの使われ方を考察。

twitter利用者は、ツイートできるネタの転がっている六本木・渋谷が多い。これは、エッジがきいた場所のほうがtwitter利用が多いのではと推察。

PaaSであるAmazon EC2のインスタンスは23利用しているとのこと。

FlashLite1.1で携帯ブラウザにも快適なTwitterクライアントをもたらす(id:hadakadenkyu)

個人的には、モバツイッターよりも、こちらを推している。

理由は、単純にモバイルって、結局JSが使えないのだから、ユーザビリティを考えれば、自然とFlashLiteに行き着くはず。

その中で、最大公約数を求めるとFlashLite1.1に集約される。

なので、Twipper - ケータイFlashでTwitter -にはすごく期待してます。(Androidなので、関係ないけどw)

Twitter の API の変遷~ここ2年くらいの間にどういう風に変わってきたか(辻村 浩@tsupo :「Twitter! - Twitter API ガイドブック」著者)

APIの問題点などを解説。

おもしろかったです。

「Twitterで○×問題」の真相 ~ビービットのTwitter活用事例(@beBit_Japan/株式会社ビービット ユーザビリティコンサルタント)

企業がtwitterをやる理由。

  • ブランディング
  • 人材採用

新しいことにアンテナを張っている人材を採用したい。

twitterにさく業務時間は、通常の営業日は1日あたり1時間。

出題している日は、4時間ほどとのこと。

P3などのクラアイントで、関係するキーワード「ビービット」、「beBit」、「UI」、「ユーザビリティ」などを1時間に1度ログ検索し、ユーザーへリアクションする。

企業アカウントでtwitterを効果的に運用する方法。

  • ユーザーの1人として楽しむ
  • 別途個人アカウントを持ち、客観的に企業アカウントを眺めてみる

運用ポリシーとしては下記。

  1. @,RTは必ず返す
  2. RTについては「RTで返すか」、「@で返すか」の判断が難しい

議論を知ってもらう必要があるかどうかが判断基準だが、@で返した場合、「ネガティブ情報を隠している」と思われる可能性を危惧している。

Twitter ログ収集の理想と現実(小池 陸@ssig33/シナリオライター)

プレゼンがうまい。

ぐいぐい引き込まれる。

パネルディスカッション

特になしw

まとめ

とりあえず、遠い。

これに尽きるイベントだった。

あと、申し訳ないが、学生さんはいらないと多くの社会人は思っていたはず。

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千貫 りこさん「ページの『価値』がワンランクアップするWebサイト制作術」

先日の木曜日のイベント。

Web Designer Inspire Night VOL.8「ページの『価値』がワンランクアップするWebサイト制作術」に行ってきました。

千貫 りこさんのお話聞くのは初めて。

千貫 りこさん

派遣から、Web屋の社員、そしてフリーランスへ。

マークアップがメインらしいです。

千貫りこさんのサイト:KICKS Web

最近の海外サイト事情

最近の海外サイトを見ながら、「Webサイトにおける美しさとは?」のお話。

サイトの価値を高める3つの「使える」

  • どこでも使える
  • 気軽に使える
  • 誰でも使える

「どこでも使える」とは、最近のスマートフォン・モバイルなど、PC以外のデバイスでも使えることを前提にした制作のことを指します。

「気軽に使える」とは、変にFlashなどを使わず、ページ容量に気を配ったサイト。誰しもが、ブロードバンドではないので。

「誰でも使える」は、いわゆるアクセシビリティのお話。色覚・聴覚などの障害を持った方にでも、情報が正しく伝わるように制作することが大事です。

コーディングの最初

デザインデータを見てから、コーディングに入る際、最初にすべきは「見出し」を探すこと。

h1、h2、h3という見出しの序列を正しくマークアップする。

デザイナーが注意すべき点

デザイナーは、変に1pxにこだわらない。

Webは、そもそも環境によって見え方が異なる。

したがって、1pxずれるだけで、成り立たないデザインは、そもそもWebに向いていない。

あくまでも、Webページの価値は「データ(コンテンツ)」。

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楽天ウェブディレクション&デザイン2009参加してきました

先週の土曜日(2009-11-28)に、楽天タワーで開催された「楽天ウェブディレクション&デザイン2009」に参加してきました。

六本木ヒルズに入ってたときに楽天さんにはいったことがあるんですが、品川シーサイドの自社ビル「楽天タワー」になってからは初めて。

でかいなーという印象。

そして、楽天の社員さんが多い。

楽天としてのこのイベントへの意気込みを感じました。

が、と同時に、若干、参加者に対して「お客様」対応すぎるのかもしれません。

特に、今回は、無料かつ、Webディレクター&デザイナーというヒトたちが来てるイベントなので。

そんなこんなでスタート。

参加したセッション

  • 夏野さん、三木谷さんのトークセッション
  • 【前半】「楽天トラベル」つぶやきながら見えてきたTwitter活用3つのポイント  【後半】楽天グループ、RIA表現への取り組み
  • 月間50億PV、社内ユーザー1000人のアクセス解析で分かったこと
  • 日本最大級の総合旅行サイト「楽天トラベル」の改善プロセス
  • 「楽天ブックス」ユーザー中心設計アプローチの実践と商品検索UIの改善
  • 1,000万人のメルマガ購読者を飽きさせない仕掛け
  • 常に改善、常に前進 変わり続ける楽天市場トップページ!

あと、アワード表彰式と懇親会。

ただ、アワードは、応募者があまりいなかったのかもとか思ったり。

当日の参加者も少し少なめだったし。

ここからは、印象に残ったセッションをピックアップして。

夏野さん、三木谷さんのトークセッション

iモードを作った夏野 剛さんと社長の三木谷さんのトークセッション。

これが、一番おもしろかった。

この方々の人件費を無視できるのなら、これをずっと続けた方が参加者にとっては良かったと思う。

以下、ポイントを箇条書き。

  • 夏野さん「B to Cはウソつけないのが特長。B to BはUIとか、ごまかそうと思えばごまかせるけど、B to Cは、そうはいかない」
  • 三木谷さん「やる気ある人にはITは向いている。すぐに結果が見えるから」
  • 三木谷さん「楽天が模索した中で作ってきた言葉に、『人気(ひとけ)』、『店舗の顔』などがある」
  • 三木谷さん「インターネットの特長は、改修がきくということ。PDCAをまわすことができる。いかに早く、データに基づいて改修を行うかが重要になってくる」
  • 三木谷さん「重要なのは、『探究心』。物事の本質を探す姿勢が大事」
  • 夏野さん「仕事をするなら、『大義』を持とう。金を稼ぐなら、バイトでもいい。でも、仕事としてやるなら、世の中へインパクトあることをやるという大義を持とう」
  • 夏野さん「ECは今後も伸びる。GDP500兆円で、民間最終消費支出が300兆円。このうち、ECは3兆円。今後、伸びないわけがない。」

省略してるけど、夏野さんが少し暴走気味のトークがおもしろかったです。

【前半】「楽天トラベル」つぶやきながら見えてきたTwitter活用3つのポイント  【後半】楽天グループ、RIA表現への取り組み

無理やりtwitterのテーマも入れました的で、ちょっと残念なセッション。

ここで、テンションがけっこう下がった(笑)。

月間50億PV、社内ユーザー1000人のアクセス解析で分かったこと

ここが一番おもしろかった。

実践的な内容。

特に印象的だったのが、楽天が「ユーザーインサイト(User Insight)」を使っていること。

サービスごとにKPIを個別設定を設けているらしい。

あと、オンラインで完結しないサービス(証券など)は、サイトカタリストとセールスフォースを連携させて、効果測定を行っているとのこと。

究極的には、楽天市場、楽天トラベルなどのサイトごとのアクセス解析ではなくて、楽天グループを1つのサイトとみなすアクセス解析を始めているらしいです。

日本最大級の総合旅行サイト「楽天トラベル」の改善プロセス

ステップを踏んで、改修しているらしい。

  1. 流通構成比を把握する
  2. 構成比の大きいところへ注力
  3. 経路分析をして問題を洗い出す
  4. 改修
  5. チェック・アクション

流通構成比は、ロジックツリーで書くとわかりやすいらしいです。

常に改善、常に前進 変わり続ける楽天市場トップページ!

問題児のページを探すには、「戻り率」、「ドロップ率」を下記を軸に見る。

  • 前後のページ
  • 類似ページ
  • 時系列ページ

これをマトリックスで書くと、明らかに他ページより、パフォーマンスの劣るページがでてくる。

この問題児ページに対して、探っていく。

『このページがユーザーに提供している意義は?』

  • 重複性はないか?
  • 有効な導線が死んでないか?
  • ユーザーニーズを満たしているか?

以上です。

全体としては、楽天としても初めての試みで、「ノウハウをどこまで出すか」を社内で検討していたようです。

でも、こうしたイベントをすることで、Web業界の人間が見る楽天へのイメージも変わってくると思います。

ぜひ、半年に1度ぐらいはやってほしいですね。

故郷の岡山でも、web系の勉強会ができたみたい

久しく、実家に帰っていないのですが、故郷の岡山でも、web系の勉強会を立ち上げようという動きができたらしいです。

岡山のウェブ的な勉強会のコミュのとりあえず顔合わせ的集まり

とりあえず、mixiのコミュには参加してみました。

機会があれば、ぜひぜひ参加したいです。

やっぱり地元には貢献したいですからね。

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神本哲哉(tkamimoto)

東京で活動するSOHOのWeb制作者です。

企画・ディレクション・マークアップ・SEOまで幅広く対応します。

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