自動化できることと、できないことを区分する

webサイト運用について重要なことは数多くありますが、最も大きいのは「定常的な作業をどうこなすか?」ということでしょう。

そこで、まず、定常的な作業を「自動化できること」「自動化できないこと」にわけます。

自動化できること

自動化できることはルーチンワークでもあるので、基本的には社外にアウトソースすることが可能かもしれません。

ただし、その中でも、専門家に任せる必要があるのか、それとも労働力としての外部利用かを明確にする必要があります。

仮にアウトソースるとしても、プロセス・ポリシーは明確にする必要があります。

自動化できないこと

自動化ができない、つまりナレッジが必要と言うことです。

ナレッジマネジメントが必要になってくるので、これはいつまでも社内で行う必要があるでしょう。

ただし、考えずして、「自動化できない」と結論づけるのは論外です。

楽天ウェブディレクション&デザイン2009参加してきました

先週の土曜日(2009-11-28)に、楽天タワーで開催された「楽天ウェブディレクション&デザイン2009」に参加してきました。

六本木ヒルズに入ってたときに楽天さんにはいったことがあるんですが、品川シーサイドの自社ビル「楽天タワー」になってからは初めて。

でかいなーという印象。

そして、楽天の社員さんが多い。

楽天としてのこのイベントへの意気込みを感じました。

が、と同時に、若干、参加者に対して「お客様」対応すぎるのかもしれません。

特に、今回は、無料かつ、Webディレクター&デザイナーというヒトたちが来てるイベントなので。

そんなこんなでスタート。

参加したセッション

  • 夏野さん、三木谷さんのトークセッション
  • 【前半】「楽天トラベル」つぶやきながら見えてきたTwitter活用3つのポイント  【後半】楽天グループ、RIA表現への取り組み
  • 月間50億PV、社内ユーザー1000人のアクセス解析で分かったこと
  • 日本最大級の総合旅行サイト「楽天トラベル」の改善プロセス
  • 「楽天ブックス」ユーザー中心設計アプローチの実践と商品検索UIの改善
  • 1,000万人のメルマガ購読者を飽きさせない仕掛け
  • 常に改善、常に前進 変わり続ける楽天市場トップページ!

あと、アワード表彰式と懇親会。

ただ、アワードは、応募者があまりいなかったのかもとか思ったり。

当日の参加者も少し少なめだったし。

ここからは、印象に残ったセッションをピックアップして。

夏野さん、三木谷さんのトークセッション

iモードを作った夏野 剛さんと社長の三木谷さんのトークセッション。

これが、一番おもしろかった。

この方々の人件費を無視できるのなら、これをずっと続けた方が参加者にとっては良かったと思う。

以下、ポイントを箇条書き。

  • 夏野さん「B to Cはウソつけないのが特長。B to BはUIとか、ごまかそうと思えばごまかせるけど、B to Cは、そうはいかない」
  • 三木谷さん「やる気ある人にはITは向いている。すぐに結果が見えるから」
  • 三木谷さん「楽天が模索した中で作ってきた言葉に、『人気(ひとけ)』、『店舗の顔』などがある」
  • 三木谷さん「インターネットの特長は、改修がきくということ。PDCAをまわすことができる。いかに早く、データに基づいて改修を行うかが重要になってくる」
  • 三木谷さん「重要なのは、『探究心』。物事の本質を探す姿勢が大事」
  • 夏野さん「仕事をするなら、『大義』を持とう。金を稼ぐなら、バイトでもいい。でも、仕事としてやるなら、世の中へインパクトあることをやるという大義を持とう」
  • 夏野さん「ECは今後も伸びる。GDP500兆円で、民間最終消費支出が300兆円。このうち、ECは3兆円。今後、伸びないわけがない。」

省略してるけど、夏野さんが少し暴走気味のトークがおもしろかったです。

【前半】「楽天トラベル」つぶやきながら見えてきたTwitter活用3つのポイント  【後半】楽天グループ、RIA表現への取り組み

無理やりtwitterのテーマも入れました的で、ちょっと残念なセッション。

ここで、テンションがけっこう下がった(笑)。

月間50億PV、社内ユーザー1000人のアクセス解析で分かったこと

ここが一番おもしろかった。

実践的な内容。

特に印象的だったのが、楽天が「ユーザーインサイト(User Insight)」を使っていること。

サービスごとにKPIを個別設定を設けているらしい。

あと、オンラインで完結しないサービス(証券など)は、サイトカタリストとセールスフォースを連携させて、効果測定を行っているとのこと。

究極的には、楽天市場、楽天トラベルなどのサイトごとのアクセス解析ではなくて、楽天グループを1つのサイトとみなすアクセス解析を始めているらしいです。

日本最大級の総合旅行サイト「楽天トラベル」の改善プロセス

ステップを踏んで、改修しているらしい。

  1. 流通構成比を把握する
  2. 構成比の大きいところへ注力
  3. 経路分析をして問題を洗い出す
  4. 改修
  5. チェック・アクション

流通構成比は、ロジックツリーで書くとわかりやすいらしいです。

常に改善、常に前進 変わり続ける楽天市場トップページ!

問題児のページを探すには、「戻り率」、「ドロップ率」を下記を軸に見る。

  • 前後のページ
  • 類似ページ
  • 時系列ページ

これをマトリックスで書くと、明らかに他ページより、パフォーマンスの劣るページがでてくる。

この問題児ページに対して、探っていく。

『このページがユーザーに提供している意義は?』

  • 重複性はないか?
  • 有効な導線が死んでないか?
  • ユーザーニーズを満たしているか?

以上です。

全体としては、楽天としても初めての試みで、「ノウハウをどこまで出すか」を社内で検討していたようです。

でも、こうしたイベントをすることで、Web業界の人間が見る楽天へのイメージも変わってくると思います。

ぜひ、半年に1度ぐらいはやってほしいですね。

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doubleside-webについて

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神本哲哉(tkamimoto)

東京で活動するSOHOのWeb制作者です。

企画・ディレクション・マークアップ・SEOまで幅広く対応します。

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